格闘技のためのカロリー管理
格闘技の練習量に合わせて、1日のエネルギー量と食事バランスを整えたい人向けのガイドです。基礎代謝量と身体活動レベルの考え方、体重管理、野菜・食物繊維・水分の基本をわかりやすくまとめました。
GAYA Editorial Team出典
⚡ よくある悩み
なぜ格闘家にカロリー管理が必要なのか
格闘家のためのカロリー管理の始め方
格闘技の練習を支える食事バランス
総エネルギー量だけでなく、どんな食品から栄養をとるかも大切です。3,5 食事バランスガイドでは、主食はごはん・パン・麺、副菜は野菜・いも・海藻・きのこ、主菜は魚・肉・卵・大豆製品が中心とされます。5 身体活動量に応じてエネルギーや栄養素の必要量は変わり、たんぱく質も運動強度に応じて考えることが重要です。3
格闘技の練習が多い人ほど、主菜だけでなく副菜や果物、乳製品も含めて食事全体のバランスを整えると、必要な栄養素を過不足なくとりやすくなります。3,5,6 とくに野菜は1日350gが目標とされ、食物繊維は日本人で不足しやすいため、穀類・豆類・いも・野菜・きのこ・海藻・果物を日々の食事に取り入れる意識が役立ちます。7,8
格闘技におけるカロリー管理の一般的な課題
よくある課題の一つは、練習量の波に対して食事量の調整が追いつかないことです。必要エネルギー量は身体活動レベルで変わるため、座位中心の日と、移動や運動が多い日とでは同じ考え方では合わないことがあります。3,4 体重を落としたい場合も、計画的に食事と身体活動を組み合わせて進めることが基本で、体脂肪1kgの減少には約7,000kcalのエネルギー調整が目安とされています。3 急激な減量や極端な食事制限は続きにくく、避けたい方法です。4
また、BMIは便利な目安ですが、筋肉質か脂肪が多いかまでは区別できません。4 体重だけで判断しすぎず、食事のバランスや活動量もあわせて見直しましょう。4,5 高血圧、糖尿病、腎機能低下の可能性、関節の痛みなどがある場合は、食事や運動の変更前に医師などの専門家に相談することが勧められます。2,3
続けるための見直しポイント
練習を継続する人ほど、食事は一度決めて終わりではなく、定期的な見直しが重要です。3,6 食生活指針では、自分の食生活を振り返り、改善する流れが勧められており、格闘技の練習がある人にも使いやすい考え方です。6 まずは現在の活動量に対して食事量が合っているかを確認し、次に主食・主菜・副菜・果物・乳製品のバランス、野菜量、水分、食物繊維を整えていきましょう。3,5,7,8
長時間の座りっぱなしを減らし、日常の身体活動を少しでも増やすことも、全体の活動量を底上げする助けになります。1,2 慢性疾患がある人でも、状態が安定していれば無理のない強度から始めて徐々に増やすことが勧められていますが、症状や治療状況に応じた判断が必要です。2 食事量やたんぱく質量を大きく変えるときは、自己判断だけで進めず、医師などに相談すると安心です。2,3
アクションチェックリスト
避けるべきよくある間違い
よくある質問
試合前の減量中に正確にカロリーを管理するにはどうすればよいですか?+
格闘技のトレーニングスケジュールが日によって異なります。カロリーをどのように調整すべきですか?+
水分補給はカロリー管理に関係しますか?+
水やお茶は毎日の食事に欠かせない要素として位置づけられています。練習がある日も、食事とあわせて水分を意識し、菓子・嗜好飲料は『楽しく適度に』を基本にすると整えやすくなります。5
格闘技のためにカロリー管理をしていても、外食や社交的な食事を楽しめますか?+
格闘技のトレーニングで燃焼したカロリーを『食べ戻す』のは良いことですか?+
出典
- 成人を対象にした身体活動指針 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 身体活動と生活習慣病 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 運動と栄養 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 肥満と健康 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 食事バランスガイド — 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 食生活指針 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 野菜、食べていますか? — 厚生労働省 e-ヘルスネット
- 食物繊維の必要性と健康 — 厚生労働省 e-ヘルスネット
